基幹システム・パッケージシステムとの連携
- ERP・基幹システムと決済を連携したい事業者様
- 既存パッケージシステムに決済機能を追加したい事業者様
- 予約・在庫・会計システムと決済を統合管理したい事業者様
既存の基幹システムやパッケージシステムに決済機能を組み込む場合、システム間のデータ連携と決済ステータス管理が重要です。
基幹システム連携とは
基幹システム(ERP、会計システム、在庫管理、CRM、予約システムなど)と決済サービスを連携し、決済データを既存業務フローに統合することです。
よくある連携パターン
| システム種類 | 連携内容 | メリット |
|---|---|---|
| ERP・会計システム | 売上データの自動連携、仕訳データ出力 | 経理業務の効率化 |
| 予約管理システム | 予約確定時の決済実行、キャンセル時の返金 | 予約と決済の自動化 |
| 在庫管理システム | 決済完了時の在庫引当、出荷指示 | 在庫と販売の同期 |
| CRM・顧客管理 | 決済履歴の統合、顧客セグメント分析 | 顧客理解の深化 |
| POSシステム | 店舗とEC決済の一元管理 | オムニチャネル対応 |
接続方式の選択
OpenAPI(推奨)
既存システムとAPI連携により、柔軟な決済フローを実現できます。
向いているケース
- 既存システムに決済機能を組み込みたい
- 決済ステータスと業務フローを連動させたい
- Webhook通知でリアルタイム連携が必要
特徴
- 双方向のデータ連携が可能
- 決済完了・キャンセル・返金などをリアルタイム通知
- 仮売上・実売上など高度な決済制御に対応
リンクタイプ Plus
システム改修が困難な場合、決済リンクを生成して利用できます。
向いているケース
- 既存システムを改修せずに決済を追加したい
- シンプルな都度決済のみでよい
- 開発リソースが限られている
制限事項
- システム間の自動連携は限定的
- 高度な決済制御(仮売上等)は不可
連携設計のポイント
1. データ連携方式
同期型(API呼び出し)
- 決済リクエスト時に即座に結果を取得
- リアルタイムで決済状態を確認可能
非同期型(Webhook通知)
- 決済完了・キャンセルなどをWebhookで通知
- 長時間かかる処理に適している
2. 決済ステータスと業務フローの連動
既存システムのステータスと決済ステータスを対応付けます。
例:受注管理システムとの連携
| 受注ステータス | 決済ステータス | アクション |
|---|---|---|
| 受注 | 未決済 | 決済待ち |
| 入金確認済み | 決済完了 | 出荷指示 |
| 出荷済み | 決済完了 | - |
| キャンセル | 返金実行 | 在庫戻し |
3. エラーハンドリング
システム間連携では通信エラーやタイムアウトが発生する可能性があります。
必須対策
- リトライロジックの実装
- エラー時の手動対応フロー
- 不整合が発生した場合の調整手順
具体的な連携例
例1:予約システムとの連携
フロー
- 顧客が予約を確定
- 予約システムから決済APIを呼び出し(仮売上)
- 来店確認時に実売上化
- キャンセル時は返金実行
参考:予約システム特有の要件(キャンセルポリシー、仮売上運用など)の詳細は、別途ドキュメントを参照してください。
例2:ERPシステムとの連携
フロー
- EC注文確定時に決済実行
- 決済完了をWebhookで受信
- ERPに売上データを自動連携
- 会計システムへ仕訳データ出力
メリット
- 手入力の削減
- 売上計上の自動化
- リアルタイムな売上把握
例3:在庫管理システムとの連携
フロー
- 決済完了時に在庫引当
- 出荷完了時にステータス更新
- キャンセル時に在庫戻し
メリット
- 在庫と販売の同期
- 過剰販売の防止
Webhook設計
Webhookを利用すると、決済イベントをリアルタイムで既存システムに通知できます。
主な通知イベント
| イベント | 説明 | 連携先での処理例 |
|---|---|---|
| 決済完了 | 決済が成功 | 受注確定、出荷指示 |
| 決済失敗 | 決済が失敗 | 顧客へ再決済案内 |
| 返金完了 | 返金処理完了 | 在庫戻し、会計計上 |
| キャンセル | 決済キャンセル | 受注キャンセル処理 |
Webhook実装の注意点
- 署名検証:改ざん防止のため必須
- 冪等性:同じイベントを重複処理しない
- リトライ対応:通信エラー時の再送に対応
パッケージシステムの対応確認
パッケージシステムを利用している場合、そのシステムがGMO-PGに対応しているかを確認してください。
確認方法
- パッケージベンダーへ問い合わせ
- 「GMO-PGとの連携実績があるか」「API連携に対応しているか」を確認
対応している場合
- ベンダー提供の連携モジュールを利用
- 設定手順に従って実装
対応していない場合
- OpenAPIで独自に連携を実装
- または営業担当者へご相談
よくある質問
Q. 既存システムを改修せずに決済を追加できますか?
A. リンクタイプ Plusを利用すれば、システム改修なしで決済リンクを生成して利用できます。ただし高度な連携は制限されます。
Q. Webhookとポーリング、どちらがよいですか?
A. リアルタイム性が必要な場合はWebhookを推奨します。Webhookに対応していないシステムでは定期ポーリングで代替可能です。
Q. 複数システムへ同時に決済データを連携できますか?
A. はい。Webhookを複数のエンドポイントに送信できます。
Q. 決済データのフォーマットは変更できますか?
A. 基本的なAPIレスポンス形式は固定ですが、連携先システムに合わせてデータ加工は可能です。
Q. テスト環境は提供されますか?
A. はい。本番環境とは別のテスト環境で動作確認が可能です。
導入の流れ
申し込みから本番稼働までの段階的なスケジュール、必要な手継き、確認事項は見積りから本番運用までの流れを参照してください。
お問い合わせ
基幹システム・パッケージシステムとの連携について、最適な方法をご提案します。
まずは営業担当者へご相談ください。