Apple Payトークン
Apple Payの決済時に利用するApple Payトークンについて説明します。
ここで説明する「Apple Payトークン」は、Apple Payの決済時にApple Payから取得される決済情報を指します。
PGマルチペイメントサービスの標準的なトークン決済で利用するトークンとは異なります。
Apple Payトークンとは
Apple Payトークンとは、Apple Payの決済時にApple Payから取得される決済情報です。
加盟店様は、Apple Payで取得したApple PayトークンをPGマルチペイメントサービスに連携することで、
Apple Payによる決済を行います。
Apple Payトークンには、次の2種類があります。
- DPAN(デバイストークン)
- MPAN(マーチャントトークン)
DPAN
DPAN(Device Primary Account Number / デバイストークン)は、
お客様の端末に紐づくApple Payトークンです。
主に、Apple Payによる通常の都度決済で利用されます。
MPAN
MPAN(Merchant Primary Account Number / マーチャントトークン)は、
加盟店様に紐づくApple Payトークンです。
金額変更、サブスクリプション、自動チャージ、予約商品の後日決済など、
初回決済後も継続する取引で利用します。
加盟店様・利用者・カードをひも付ける加盟店様単位の決済用番号で、
端末単位で発行されるDPANとは異なり、利用者が端末を変更した場合や
Apple Walletからカードを削除した場合でも、継続的な決済に利用できることがあります。
リクエストタイプを選ぶ
MPANを要求する場合は、取引の用途に応じて、次のいずれかのリクエストタイプを指定します。
| リクエストタイプ | 適した取引 | 主な利用例 |
|---|---|---|
| 継続支払い PKRecurringPaymentRequest | 一定の周期で繰り返し請求する取引 | ・月額サービス ・年額サービス ・定期購入 |
| 自動リロード PKAutomaticReloadPaymentRequest | 残高が一定額を下回ったときに、自動的にチャージする取引 | ・プリペイド残高 ・ストアカード ・サービス内ウォレット |
| 後日支払い PKDeferredPaymentRequest | 申込時点では決済せず、将来の指定日に請求する取引 | ・ホテル予約 ・予約注文 ・レンタル予約 |
- 継続支払い
- 自動リロード
- 後日支払い
サブスクリプションや定期購入など、一定の周期で繰り返し請求する場合に使用します。
決済リクエストには、通常請求の金額、請求間隔、請求の開始日・終了日などを設定できます。
無料トライアルなどのトライアル期間がある場合は、通常請求とは別に、トライアル期間の金額や請求間隔を設定できます。
※Apple Payの仕様は予告なく変更する場合があります。最新の仕様はAppleの公式ドキュメントを確認してください。
主な利用例は次のとおりです。
- 毎月同じ金額を請求する月額サービス
- 年に1回請求する年額契約
- 初月無料のサブスクリプション
- 定期配送商品の継続購入
継続支払いには、PKRecurringPaymentRequestを使用します。
プリペイドアカウントなどの残高が指定した金額を下回ったときに、
あらかじめ設定した金額を自動的にチャージする場合に使用します。
例えば、残高が1,000円を下回ったときに、3,000円を自動チャージする取引が該当します。
自動リロードのリクエストでは、主に次の情報を設定します。
| 設定する情報 | 説明 |
|---|---|
| 自動リロードの名称・説明 | Apple Payの支払いシートに表示する内容 |
| リロード金額 | 自動リロード時にチャージする金額 |
| 残高のしきい値 | 自動リロードを実行する基準となる残高 |
| 管理画面のURL | 利用者が支払い方法を変更または削除するためのWebページ |
必要に応じて、支払いシートに表示する利用条件や、MPANのライフサイクル通知を受け取るURLも設定できます。
※Apple Payの仕様は予告なく変更する場合があります。最新の仕様はAppleの公式ドキュメントを確認してください。
自動リロードには、PKAutomaticReloadPaymentRequestを使用します。
商品やサービスを予約した時点では決済せず、将来の指定日に請求する場合に使用します。
決済リクエストには、実際に支払いが行われる日付(請求予定日)、無料キャンセル期間、後日支払いに関する
請求条件などを設定できます。設定した請求予定日や無料キャンセル期間、請求条件は、
Apple Payの支払いシートに表示され、利用者が支払いを承認する前に確認できます。
※Apple Payの仕様は予告なく変更する場合があります。最新の仕様はAppleの公式ドキュメントを確認してください。
主な利用例は次のとおりです。
- ホテルや宿泊施設の予約
- 発売前商品の予約注文
- レンタカーやレンタルサービスの予約
- サービス利用後に金額が確定する取引
後日支払いには、PKDeferredPaymentRequestを使用します。
弊社営業担当へお問合せください。
なお、MPANを利用する際は以下のパラメータを指定してください。
- プロトコルタイプ:決済実行(
ExecTranBrandtoken)APIのmpanRequestType - OpenAPIタイプ:都度支払い(
/credit/charge)APIのmpanRequestType
DPANとMPANの見分け方
以下に該当する場合、DPANを利用している可能性があります。詳しくは Apple Payトークン で確認してください。
- Apple Payの都度決済のみを利用している
- Apple Payブランドトークン登録を利用していない
- Apple Payを利用した会員ID決済を利用していない
- Visaブランドでは金額変更・会員ID決済を利用できない前提で実装している
実装から判別する方法
Apple Payトークン取得処理の実装から、DPANとMPANのどちらを利用しているか判別できます。
-
DPAN利用
以下のいずれのプロパティも指定せず、
通常のPKPaymentRequest(Apple Pay on the WebではApplePayPaymentRequest)を実施しているrecurringPaymentRequestautomaticReloadPaymentRequestdeferredPaymentRequest
-
MPAN利用
以下のいずれかのプロパティを指定してPayment Requestを実施しているrecurringPaymentRequestautomaticReloadPaymentRequestdeferredPaymentRequest